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お知らせ

ブログを引っ越そうかと思います。

このエキサイトブログも良いのですが、アカウントだけたくさんあってもね、ということでアメブロに移行します。
引っ越し先は、こちら。
http://ameblo.jp/akahire3rd/

このブログの記事を引っ越しできないのですが、どうしたものか。
やっぱり移したいなぁ。
# by ramie4th | 2010-05-11 16:21 | その他のこと

マイコレクション:ロイヤルコペンハーゲン

一見すると可愛らしいのですが、よく見るとなんだか不機嫌なコマドリです。
手のひらに乗るぐらいの大きさです。

マイコレクション:ロイヤルコペンハーゲン_d0002687_15254492.jpg

種類  :フィギュリン(コマドリ)
メーカー:ロイヤルコペンハーゲン
絵付け :手書き
生産国 :デンマーク
年代  :2000年前後

……なんだか「むっ」としてますね。
つやつやころんとした体型が可愛いのに、何が気に入らないのでしょうか?(笑)

マイコレクション:ロイヤルコペンハーゲン_d0002687_15433469.jpg

でも、こちら側から見るとそう不機嫌でもないのです。
同じ品物でも、一つ一つ表情が異なるのが手書きの面白さですよね。
もう一つあったら、また違って見えるのかもしれません。
# by ramie4th | 2010-03-09 15:50 | アンティーク・陶器

マイコレクション:日本製(3)

日本製陶器の3つ目を紹介します。

「綺麗……でも、これって何を入れる器なんだろう?」
というのが最初の感想でした。
いまいち用途がわからなかったのですが、いろいろ調べてみましたら、どうも「マヨネーズやドレッシングを入れるもの」として使っていたようです。
ここにドレッシングを入れて、スプーンをつけて、各自好きなだけサラダにかけて食べていたのでしょうね。

マイコレクション:日本製(3)_d0002687_15222791.jpg


種類  :マヨネーズ椀、受け皿付き
メーカー:オールドノリタケ
ハンドル:無し
絵付け :手書き
生産国 :日本
年代  :1911年~1921年頃、米国輸出向け

描かれている花はアネモネのような、そうでないような……
何の花なのか、良くわかりません。

現物は、写真で見るよりも鮮やかな感じがします。
花びらの輪郭やおしべの部分には金で縁取りがしてあり、器の方も、ふちはマットな金色に塗られ、そこに小さな小さなビーディングが施されています。
更に椀の方には、足が3つ付いているのでなんだか高級そうです(笑)
一部に金の剥がれが見られますが、その下の地の色が金に近い色で塗られているのであまり目立ちません。
生地は白く、外側はつるつるしていますが内側はざらざらしています。

ノリタケの前身、オールドノリタケでは色々と変わった洋食器を作っていたようです。
洋食器は柄や形の規格がきっちり決まっていたりするものも多いようですが、その中でフリーダムな形状のオールドノリタケは、さぞ異色だったろうな〜と思います。
これはまだちゃんとした形ですが、世の中には「これを一体どう使えば?」というよなものも多々あります。
そういうところが和皿っぽい、と感じるのですが、皆さんどう思われますか?
# by ramie4th | 2010-03-02 16:14 | アンティーク・陶器

マイコレクション:リモージュ(1)

フランスはリモージュ地方の焼き物の、ちょっと変わった形のカップ&ソーサーです。

マイコレクション:リモージュ(1)_d0002687_20432557.jpg

種類  :カップ&ソーサー
メーカー:アビランド(Haviland)
形状  :ラメキン
ハンドル:無し
パターン:SCH-#270(a)
絵付け :たぶん、印刷
生産国 :フランス
年代  :1905年頃

見るからに「リモージュ」といった感じの金彩と、小さな薔薇が全面に描かれている、大変可愛らしい品です。カップやソーサーのふちは花びら様になっており、金彩の部分は僅かにもこもことエンボスが入っています。
金彩はマットな感じですし、なにより薔薇が落ち着いた色合いなので、華やか、というよりは繊細、といった印象がします。
そしてどう言う訳か、この品にはハンドルがありません。
こういった、取っ手の無い小ぶりの器を「ラメキン」と呼ぶようです。

もともとヨーロッパの茶器は中国由来の「茶托と湯飲み」が元になっているので、カップには取っ手がありませんでした。
この品は、その頃の「ティーボウル」タイプのようです。

……が、なぜよりにもよって、「リモージュ」で作ってしまったのでしょう?
イギリスやドイツと異なり、リモージュ地方の土からは、薄くても丈夫な陶磁器を作ることができます。
この品もとても薄くて、カップの縁など、齧ったら割れそうです。
そんな薄さですから、お茶を注ぐと、熱くてとても持てません(笑)
せめて高台があれば湯飲みのように持てるのですが、残念なことに高台はありません。

カップが薄い → 熱くて持てない → 早く冷めるように、カップは浅くして口は広め、1杯3口ぐらいで飲めるようにしました。
……と、一応は考えられているのかなー?というような大きさと形状です。

でも、です。やはりお茶が飲み難いのです。
20世紀初頭、茶器に取っ手は普通についているのですから、これはわざわざつけなかった訳ですよね?
これでお茶を飲もうとしたら、両手でソーサーを持ちつつ親指でカップを押さえて口に運ぶか、お茶が温くなるまで待つしか無いような気がするのですが……

当時の人は、どうやってこれでお茶を飲んでいたのでしょう?
# by ramie4th | 2010-02-23 22:10 | アンティーク・陶器

三ヶ日ミカン

実家の庭の片隅に、小さな三ヶ日ミカンの木があります。
毎年実をつけるのですが、いつも小さくとても酸っぱくて、生食は無理かと思っていた程のミカンでした。

ところが昨年夏、父が肥料をあげて手入れをしたら、これまでになく実がたわわになりました。
小さくて細い枝がしなるほどの実です。
今までこんな大きな実は見たことがありません。
ちゃんと世話してやると律儀に答えてくれるのだなあ、と感心したものです。

その見た目だけなら売っているものと遜色無いミカンを、12月に数個もいで食べてみました。
……甘みもあるのですが、まだ酸味の方が勝っていました。

1月、また少し食べてみました。
大分甘くなってました。
酸っぱいものもありますが、美味しいと食べられるレベルです。

2月に入って、食べた両親に言わせると「完熟ミカン」だったそうです。
見た目ではわからなかったのですが、少しずつ熟していったのでしょうね。

おいしくなったそのミカン、今はもう、ありません。
完熟の、一番美味しいそのミカンは、みんな鳥に食べられてしまいました。
中身だけごっそりと、がつがつと食べていったのは、恐らくヒヨドリ。
人間が普段見る位置からは実があるのように見えても、中身は空っぽ。
妙に知恵が回るというか、なんというか……

どうして熟したことがわかるのか、とても不思議です。
# by ramie4th | 2010-02-16 22:31 | その他のこと